25年度「仙台城南高校」誕生/大学と接続した7年間の学びを提供
2012年7月7日公開
校舎の外装も白で統一されエントランスや駐輪場も整備された
学校法人東北工業大学(岩崎俊一理事長)は平成25年4月、東北工業大学高校(久力誠校長)の教育内容を「大学と接続した新しい学びの創造」を理念に一新し、校名も 「仙台城南(じょうなん)高校」に変更する。
従来の普通科と電子科を再編し、新たに「特進科」「探究科」「科学技術科」の3学科を設置(下図)。 探究科の「探究学習」、科学技術科の「科学技術研究」といった課題発見型の実習を通常授業に加えて実施し、同大学との教育連携により展開する点が大きな特徴だ。
これら改革のねらいについて、久力校長は「自分の知識や技術をどう組み合わせ問題を解決するかが求められる。主体的に学ぶ姿勢を身につけることで、通常の授業の学び方も変わるはずだ」と語る。
◆学び方が変わる
「iPad」を活用した授業イメージ
学び方に合わせてツールも変える。アップル社のタブレット端末「iPad(アイパッド)」を、授業はもちろん、プレゼンテーション、データ管理などにも導入し、生徒一人一台ずつで活用する。
また国際交流では、英語圏のみならず中国語圏も対象とし、語学講座や海外研修旅行などを実施。欧米に加えて台湾の大学進学も視野に入れた進路指導を行う。
◆スタイルも新たに
雨天対応の多目的運動場。フットサルコート1面分の面積がある。
校舎の外装も白で統一され、エントランスや駐輪場などを整備。雨天対応多目的運動場「サンコートJOHNAN」も新設した。さらに制服も人気ファッションブランド「KANKO Produced by BEAMS design」に変わる!新制服は、7月16日(祝)のオープンスクールでファッションショー形式のお披露目(おひろめ)が行われる。
久力校長は「グローバルな国際競争社会と知識基盤社会を生き抜き、持続可能な社会づくりに貢献できる人材を育成する『宮城県随一の私立高校』を目指す」と力強く語っている。
オープンスクール情報
【日時】2012年7月16日(月・祝) 9:30~11:30
【内容】仙台城南高校の説明、新制服・体育着の披露、iPadを使った「探究」のデモなど
【申込】パンフレットのはがきかホームページから、 お申込みください。
<本記事の問合先>
仙台城南高校 〒982-0836 仙台市太白区八木山松波町5-1 TEL:022-305-2111