歴史的発明から先端技術まで体験 東北大学通研で一般公開2012 10月6・7日
2012年9月12日公開
今年の東北大学通研一般公開は、10月6、7日に行われる
東北大学の電気通信研究所(仙台市青葉区片平2-1-1)は10月6、7の両日、研究施設や研究成果を一般公開する。午前10時から午後5時まで。入場無料。小中学生から大人まで楽しめる。
現在も電子レンジに必ず使われているマグネトロンや、テレビやラジオの受信に欠かせないアンテナ、ビデオテープやハードディスクの開発につながった世界初の磁気記録方式、光通信や半導体素子など、数々の歴史的発明品を世に送り出してきた同研究所。
一般公開では、これら歴史的発明品の展示とともに、高速光通信やインタラクティブコンテンツなどの最先端技術を体験できる公開実験も行われる。
約30ある研究室・施設も公開され、小中学生でも理解できるよう、研究者や学生が最先端研究をわかりやすく紹介する。
工作教室では、毎年好評の電池不要のラジオのほか、太陽電池で動くソーラーカー、光を感じて音が出るオルゴール、七色に光る万華鏡の作製がある。
詳しくは、東北大学通研一般公開ホームページを。
発明当時のマグネトロンの試作品
日本初の磁気記録研究に使われた録音機の再現装置
仮想世界でインタラクションできる映像コンテンツを体験
電池不要のラジオをつくる工作教室のようす